全く売れなかったプランターを6か月待ちの大人気商品に激変させた〇〇〇という視点

〇〇〇という視点

何だと思いますか?

答えは、、、





このプランターを作成したのは、

ヒノキの産地として有名な岐阜県にある観光事業会社『ゴシンボク』

(かの地のヒノキは伊勢神宮の御用材として使われる位良質な事で有名)

地元の林業グループから、中学生向けの木工教材として作成したキットの在庫分を

「プランターとして組み立てて販売してくれ」

とゴシンボクに依頼があったのです。

そこで同社は大工さんの手でプランターを組み立て、

「良質なヒノキを使って作られた高級プランター」

として2020年7月に販売を始めました。

ところが・・・、




なんと、販売開始から1か月たっても

1つも売れなかったのです・・・。

スタッフからの、何気ない一言

そんな中、

この売れないプランターを見てスタッフが言いました。

「うちの猫ちゃん。きっとこれに入るよ」と。

事実、スタッフが試した所、自身の2匹の飼い猫が気持ちよさそうに中に入ったのです。

ここにヒントがありました。

猫の体が蒸れない様、プランターの底部分に隙間を作るなどの改良を加え

『ネコ用ベッド=ネコ用ベット』

として新たに売り出すと、

瞬く間に入荷半年待ちの大人気商品に!

値段は1個¥4,400
(組み立てキットは3,300)

プランターとしては全く売れなかったのに、

(他に、安く使いやすく手入れしやすいものがたくさんあって、わざわざ高いヒノキのものは敬遠されたんです)

モノ自体は変えていないのに、

ネコ用ベット

として視点を変える事で、見事、商機を捉えたのです。

視点を変える事でリソースとして活用できる

我々は往々にして、商品やサービスが売れない場合、

「商品が悪いんだ」

と考えてしまい、売れない原因をその商品自体(その内容や質)に求めてしまいがちです。

商品の質を追求するのは重要(当然)です。

でも、それと同じ位重要なのは、その商品をどうやって売るか?という事。

その商品の見方(我々のモノの見方)を変える※だけでここまで大きく成果が変わる訳ですね。

※ 心理療法の世界ではその事をリフレーミングと呼びます。

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投稿者プロフィール

小澤 祐介
小澤 祐介おざわゆうすけ
2006年、行政書士として開業。

その後、心理カウンセリング、各種セラピー等を学び、2011年頃よりメンタルセラピストとしての活動を開始。

現在は書士&セラピスト業に加え、カウンセラー、セラピスト、占い師等の開業やネット集客のサポートを行う。

「自分の意志や努力ではどうしようもない」と感じた時にはご相談を!

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