セラピストとしての信条

問題を解消する、状況を変革する力は常にあなたの中にある。

あなた本来の力が取り戻される事により、ベストな形で勝手に、悩みは悩みでなくなり、問題は問題でなくなっていく。

その結果として、自己実現は『無理なく自然体で』実現する。

こんな一見不思議な姿勢をとりながらも、あなたの潜在意識を『本来のより良い状態』に変えていき、それを顕在意識の力と統合し『1つの大きな力』にまとめる事で、『根本からの変化』を、これ以上の試行錯誤や頑張りなしで、半自動的に出していく。

あなたの顕在意識と潜在意識にアプローチし、障害となっている潜在意識の中の信念をダイレクトに書き換え、メンタルブロックを外していくのは、あくまでそのプロセスに過ぎず、小手先の変化だけで一喜一憂し、それに惑わされて道を見失わない様、常に全体を見据えながら相談を進めていきます。

 

セラピストとしての行動理念

私は、おしゃべりを知識だと、沈黙を無知だと、愛情を技巧だと考えている人々との関係を断つ。

これは、詩人 ハリール・ジブラーンの言葉です。この言葉によって表されている考えは大変素晴らしいと思います。

しかし、私はこの言葉を絶対的に正しいものとしてご紹介したい訳ではありません。

と言うのも、専門家としてご相談をお受けする以上、様々な内容のお話を伺う事になります。

そうしたお話を「世間の一般常識」に代表される、限定された特定の価値観に基づいて「あんたはこうなのよ!」と判断してしまう事に何の価値もありません。(常識とやらも所詮は価値観の中の一つに過ぎませんからね)

ご相談者さんの可能性や未来を潰してしまわない様(往々にして、常識やら社会通念やらによって個人の可能性が消されてしまいますので)、何にも染まらず、フラットな状態で内容を捉えていく為の心構えとしてこの言葉を心に刻んでいます。

知行合一

王陽明による陽明学の命題の1つ。ザックリ説明すると、本当の知は実践を伴うものである、という意味です。

顕在意識と潜在意識を一致させていく事を旨とする私のセッションを表す、大変いい言葉だなと思っています。